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こだわり音楽


 
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スパニッシュ系のミュージシャンや、スペインのレーベルより発売されたCDの中から、きまぐれに選んだお気に入りの一枚を紹介しています。

AMARAL " GATO NEGRO ◆ DRAGÓN ROJO "
AMARAL
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Virgin EMI 2008
http://www.amaral.es/

エキスポ・サラゴサ開催中!ということで、サラゴサ出身の超人気ユニット「アマラル(AMARAL)」のニューアルバムをピックアップ。
5枚目のオリジナル・アルバムにして初の2枚組み、「ガト・ネグロ(GATO NEGRO)」盤に9曲、「ドラゴン・ロホ(DRAGÓN ROJO)」盤に10曲がそれぞれ収録されている。
彼ら特有の複合的かつシンプルな世界にさらに磨きがかかった今作は、ギター、ベース、ドラムが脊柱となってエバのボーカルを際立たせる仕掛け。
アルバムからのファースト・シングル「カミカゼ(Kamikaze)」は、カット&リリースされた途端ヒットチャートのトップに躍り出て、スペインで最も聴かれた1曲となった。
アマラルのオフィシャルHP http://www.amaral.es/ からは、全曲試聴することができ、またデジタル盤(Mp3 と AAC)の購入も可能(7,95ユーロ)。
なぜか今作には収録されていないが、ボブ・ディランの「A Hard Rain's a-Gonna Fall」のカバーは、エキスポ・サラゴサのプロモーション・ソングにもなっている。(2008.7)

おススメさん: 松嶋公美/『Zona Japon』

 

 
El Canto del Loco " Personas "
El Canto del Loco
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Sony BMG 2008
http://www.elcantodelloco.com/

2000年にマドリードで結成されたポップ・ロック・バンド「エル・カント・デル・ロコ (El Canto del Loco) 」。
デビュー当時はエル・パイス紙の評論家から「ガキンチョ音楽」とこき下ろされたが、年数を重ねるごとに実力をつけ、今やスペインを代表するメジャーバンドの1つとなった。
そんな彼らの5枚目のニューアルバム「ペルソナス(Personas)」は、リリースからほんの1週間で17万枚のセールスを記録! 去年10月から4ヶ月もかけてレコーディングされた力作だ。
2009年末まで長〜いツアーを行う予定だが、つい最近(2008年6月12日)ドラマーが突然の脱退を表明。個人的事情によるものと本人からの手紙もHP上で公開されたが……。グループは新ドラマーを迎えツアーを予定どおり行うということ。
リーダーでボーカルのダニー・マルティンは14歳の頃から俳優としても活躍していて、最近では2006年のビガス・ルナの映画 「Yo soy la Juani」や、2007年〜2008年にクアトロで放映された刑事ドラマ「Cuenta atras」で主役を演じている。 公式WEB www.elcantodelloco.com/では彼らのビデオクリップが見られるほか、アルバムの購入もできる。 (2008.7)

おススメさん: 松嶋公美/『Zona Japon』

 

 
tapaspop " TAPAS POP "
Various
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TAPAS POP (japan) 2005

スペインインディーズロック情報サイト 『CHOP MY POP』 がプロデュースした旬のスペインポップを集めたコンピ第一弾。
スペインで人気の5つのレーベルから13組のアーチストを収録。日本でもファンの多い“エレファントレーベル”より愛知万博スペインパビリオンの文化プログラムで来日した La Casa Azul (ラカサアスル)や、60年代を彷彿とさせるモッズ風のCOOPER (クーペル)など3組。他にも、短編小説のような詞が美しいMAGA (マガ)、バルセロナ出身でスペイン語でなくカタラン語で歌うRefree (レフリー)など魅力的な面々ばかり
↓こちらのサイトで購入・試聴できますよ。 (2005)
http://www.pbqd.jp/tapaspop/

【取扱ショップ】
HMV(渋谷店ほか)、Tower Records(通販)
Apple Crumble Records
Ratspack Records など

 

 

" CHOP MY POP " オススメの一枚はコレだ!!

2004.9
" MAGA "
MAGA
Limbostarr (spain) 2004
http://www.limbostarr.com/maga.html

「昨日、僕らは時間を戻したかったんだ、夜の明けなかった昨日…」

スペインロックを聞く楽しみは他にないスペインのローカルさに求めることが多い。 極端にポップ、極端にモッズ….けれどMAGAはオルタナティブ系ロックとして堂々と勝負できる気がする。憂鬱さをたっぷりと含んだミゲル・リベラのボーカ(私には初期レディオヘッドなのだが、ある友人にはラルクっぽいらしい)は浮遊感あふれるムーグやキーボードの音、ソリッドなギターの作る宇宙空間に響き渡る。セビージャ出身の3人組でバンド名はフリオ・コルタサルの「石蹴り遊び」の登場人物から。 2001年のEPは悲しげで美しいメロディーと文学的な詞でインディーズロックファンの間で瞬く間に話題になった。1枚目では、静かな曲調からサビで思い切り宇宙にまで爆発していくような曲も多かったが、2枚目では、“un lugar encendido”等、心の中へと、じわじわ広がっていくような曲が増え、胸がきゅっとなる。星の王子様を意識したイラストのジャケットも美しい。(2004)

"MAGA"
Limbostarr (spain) 2002
ファーストアルバム
  スペインインディーズ系ロック情報サイト
CHOP MY POP
  http://chopmypop.fc2web.com/index.html
スペイン産の良質なロックを、オーナーさんのこだわりセンスでご紹介。
決してメジャーではないけれど、素敵なバンド、実はたくさんあるんです。
在り来りのスペイン音楽情報(ウ、ウチ?)に飽き足りない諸君は、すぐさまチェックすべし。

 

 
" MARLANGO "
MARLANGO
SUBTERFUGE RECORDS (spain) 2004
映画「トーク・トゥー・ハー」の主演女優レオノール・ワトリングがヴォーカルを務めるユニット「MARLANGO」のファーストアルバム。アンニュイな声色とブルージーな演奏は何となくノラジョーンズを彷彿させる。母親がイギリス人、父親がスペイン人ということで2ヶ国語を操るレオノール・ワトリング。今作は全曲英語で歌われ、作詞は全て本人によるもの。女優業と歌手という肩書きはスペインで貴重な存在だけに、今後のさらなる活躍が気になります。去年発売されたファーストシングルでスペイン・ヒットチャート堂々6位入りした「enjoy the ride」も収録された期待の1枚です。

 

 
" Fragil "
Ana Torroja
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BMG Music Spain (spain) 2003
元メカノの女性ボーカリスト、アナ・トロハが3枚目のソロアルバムをリリース。今回はプロデューサーにディープフォレストでお馴染みのエリック・モウケット、アレンジにビョーク、ジャミロクワイ等を手がけてきたサイモン・ヘイルを起用。大物アーティストのコラボレーションにより完成度の高い作品となっている。メキシコのロックバンド“jaguares”のリーダー、サウル・エルナンデスとのディエット曲やピンクフロイドのカバーまで演っている今作に、メカノ時代のイメージから脱皮して新たな方向性を模索するアナ・トロハの意欲を感じる。これからは“元メカノのアナ”から女性アーティスト“アナ・トロハ”として応援したい。
" pasajes de un sueño "
Ana Torroja
BMG Music Spain (spain) 1999
ソロ2枚目となる前作

 

 
" Rey de la Rumba "
PERET
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Virgin Records España (spain) 2000
カタロニア地方のジプシー音楽「ルンバ・カタラーナ」の奏者として、60年代から70年代にかけてトップの座に君臨し続けたペレが、ジプシーキングスのメンバーやデヴィド・バーン、エストパ、ハラベ・デ・パロなどの豪華メンバーを迎えてデュオを結成。昔流行ったペレの曲がいま風にアレンジされ、ルンバのゆったりテンポと、ポップやロックのリズムがいい感じに融合。一時は音楽活動から離れ、信仰の世界に入っていたペレ。久々リリースの今作は、新たな挑戦とエネルギーに満ち溢れた意欲作です。
" RUMBA FLAMENCO "
Various
Green Energy (japan) 2002
「ルンバ・フラメンコ」のコンピレーション。ジプシーキングスの創立メンバー チコ・ブーチキーやルンバをこの世に知らしめた「ルンバの創始者」ペレを含め13人の大物アーティストが参加。

 

 
" a la naturaleza "
RAY SANDOVAL
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MUSIC CAMP,Inc (japan)

メキシコ人の父と日本人の母を持つ異色のアメリカ人ギターリスト、レイ・サンドバルのファーストソロアルバム『a la naturaleza』(邦題:ナトゥラレーサ〜情熱と官能)。イーストLA発チカーノ・ロックバンド“QUETZAL”(ケッツァル)のメンバーとしても活躍する彼ですが、ソロではバンドとは趣の違うギターインストに仕上がっています。ラテンジャズ〜フラメンコ、ボサノバ、サルサなど様々な要素が織り込まれたギターの音色が、ノスタルジックかつ情熱を秘めたメロディーを紡いでいます。独りのんびり過ごす真夏の夜なんかになかなか心地よいサウンドです。


QUETZALのデビューアルバム
『政治と愛〜母なる大地に抱かれて』もオススメ
MUSIC CAMP,Inc (japan)

 

 
" blanco y negro "
Various
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Rambling RECORDS (japan)
60'Sポップスやソフトロック、ネオアコ、フレンチなどリリースしているスペインを代表するポップレーベル "SIESTA" 。その日本オリジナル企画盤が発売されました。SIESTA色の強い、爽やかで軽快なポップソングばかりが集められています。スペインのバンド、LA BUENA VIDA の楽曲も収録。ラリーピアーズ監督の映画『さよならコロンバス』でアソシェイションが演奏した「Goodby Columbus」のカバー曲も聴けます。

 

 
" Dos en la Carretera "
ANA BELÉN & VICTOR MANURL
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BMG Music Spain (spain)
日本未発売
2001年にマドリッドのベンタス闘牛場で行われた、アナ・ベレンと夫ビクトル・マヌエルのコンサートを収録したもので、ホアキン・サビナ、ホアン・マヌエルセラット、ミゲルリオスなど豪華メンバーも参加しています。またCD裏面はDVDになっていて、約1万6千人の観客を動員した生のライブが再現できます。アナ・ベレンとホアキン・サビナのデュエット曲「A LA SOMBRA DE UN LEÓN」 やテレビCMでもお馴染みの曲「PECAS DE CIUDAD」は必聴!スペインのレコード屋の試聴コーナで偶然見つけ、あまりにも綺麗なメロディーと歌声に心打たれて即購入した一枚です。

 

 
" Cría cuervos... "
JEANETTE
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スリーディーシステム/プライエイド・レコーズ
カルロス・サウラ監督の映画『カラスの飼育』の主題曲「PORQUE TE VAS」が収められている日本盤CD。 もともとジャネットという女の子が歌っていた曲ですが、映画で使われているのはこの1曲だけで、他は全てジャネットのファーストアルバムからの選曲。せつな系なメロディだけど、どことなく温もりを感じる曲ばかり。ちなみにジャケットに写っている左の女の子は、子供の頃のアナ・トレント。それから21年後の彼女は、映画『殺人論文 次に私が殺される』の中で逢えます。

 

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